Work of Nurse

精神科歴15年の私が仕事の内容や業務、1日の流れを教えます!

こんばんは、今回は精神科看護師に密着して(誰に?)どんな仕事をしているのか?1日の流れ業務についてお話ししたいと思います。

精神科看護師シリーズとでも名付けようかなぁ。

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みーにゃん
みーにゃん
それ需要あるんかな??

医療看護業界でも謎のベールに包まれた精神科病院。

医療処置や看護技術ができない」やら「患者さんと一緒にテレビ見てるだけ」などと周囲から言いたい放題.

しまいには看護学生にまで「看護してる実感がないので、これでいいのかわかりません」と言われる始末ですが1日の仕事はどのような感じでしょうか?

こんな人に読んでほしい

・精神科を目指す看護学生さん
・精神科を選ぼうか迷っている看護学生さん
・精神科に転職しようか迷っている看護師さん
・総合病院で不本意ながら精神科に配属されてしまった看護師さん

※もちろん、病院や病棟基準で全く異なる場合があるので鵜呑みにせず参考程度にとどめておいてもらえると嬉しいです。

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精神科看護師の1日

それでは早速精神科看護師の1日の流れを説明していきましょう。

8:30~ 9:00 夜勤者から日勤者への申し送り
9:00~ 9:15 作業療法室・認知行動療法室などへの送迎
9:15~10:00 環境整備(患者様の看護計画によっては一緒に部屋の掃除)
10:00~11:30 集団SSTや担当の患者様とコミュニケーション、入浴介助、医療処置
11:30~12:00 食事の準備(環境や患者様の準備を含める)
12:00~12:30 食事介助や見守り、配薬(自己管理の確認も)、下膳
12:30~13:00 昼休憩
13:30~14:00 カンファレンス(事故やケースカンファレンス)
14:00~16:30 担当の患者様とコミュニケーション、レクリエーション、散歩、医療処置、患者様と薬組み、カルテ記入などなど
16:30~17:00 日勤者から夜勤者への申し送り

ざっくりとですが1日の流れとしてはこのような感じで毎日が流れていきますね。

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ルーティーン以外の業務

行動制限関連業務

精神保健福祉法を基に必要な状況では保護室や身体拘束を行います。

保護室は15分おきのモニター観察、30分おきの目視での観察が法律で決められており、身体拘束を行っている患者に関しては15分毎の目視での観察が定められていて、それを記録に残す必要があります。

15分に1度観察してその内容を記録するを勤務中繰り返し、もう本当に観察と記録のいたちごっこです。

しかも行動制限を行っている状況ということは患者様の精神状態、身体状態が良い状態ではないので、記録する内容は多岐にわたります。

私の病院では日勤者の中から行動制限担当を決めているので、担当者は行動制限の方だけをマンツーマンでみていることが多いですね。

入退院の受け入れ

一般科の入退院数との比較は出来ないほど少ないですが、もちろん即日入院のケースもあります。

予定の入退院であれば事前に人員確保をしているので、入院担当者が別にいるのですが即日入院であれば人数はそのままです。

一人入院業務に回すので残りの看護師でルーティーン業務を回す必要がありますね。

特に精神科救急病棟ではいつ入院が来ても大丈夫なように人員確保はしています。

入院となれば、入院前の診察付き添い、ボディ・荷物チェック、病棟オリエンテーション、家族説明、手続きをします。

また入院患者様の観察と記録、看護計画、褥瘡や転倒リスクアセスメントなどなど、実施することが目白押しですね。

もちろん1日1件までなどと言うことはなく、多い日で1病棟3人の入院があったこともあります。

外出・外泊対応

精神科では外出や外泊も治療の一環です。

症状が落ち着いてきて、退院の方向性で進めているときはいきなり退院ではなく退院して自宅で生活が可能かどうかの判断のためにも外泊を挟むことがほとんどです。

なので外泊するにあたっての指導や持ち帰る薬を準備しています。

連休や年末など、時期によっては十数名外泊することもあり、てんやわんやになる日もありますね。

もちろん外出時外泊時の記録も書きますよ。

面談・退院前カンファレンス

精神科では家族や家庭生活など環境調整も入院の目的の一つです。

その環境調整をするために退院前に関係者が集まってカンファレンスをすることが多いのです。

また平成26年の診療報酬改定で、様々な時期に退院支援委員会という会議を行わなくてはならなくなったので、対象になる病棟は毎日のように面談やカンファレンスを行っていますね。

もちろんその会議に参加する関係者の日程調整を行うのも看護師の仕事です。

季節のイベント開催

長期入院されているかたや、閉鎖病棟に入院されている方は窓からの景色しか見えず全く季節感がありません。

そんな方たちのために季節を感じられるようにと、季節に応じたイベントやレクリエーションを行っている病院は多いと思います。

近くの公園に桜を見に行ったり、夏祭り、盆踊りのお祭り企画なども病棟単位の企画であれば看護師が企画運営することが多いですね。

買い出しなども結構大変です。

各種委員会・研修

これは精神科に限らずどこの病院でも課せられる業務の一つですよね。

特に算定に関係する委員会だと監査前のピリピリ感が半端ないですし、招集を掛けられることも多いです。

基本出勤時間内に行くことが多いですが、難しい場合は休みの日や夜勤明けに出てきている人たちもチラホラ見かけますね。

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まとめ

いかがでしたか?

経験した人にしかわからないであろう精神科看護師の一日の流れとルーティーン以外での業務についてお伝えしました。

予想通り?それとも意外でしたか?

やはりどんな業務のなかでも常に患者様の反応を捉え次の一手を考える必要があります。

言語化された反応だけでなく、その背景にある物をしっかり考えて毎日の看護を行って行きたいものですね。

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